今年も早いもので、もう年末。。。皆様には今年も大変お世話になりました。
2022年は家庭も仕事も怒涛の変化があり、良くも悪くもかなり忙しい一年でした。アピストはそこそこといった具合です。
家庭の一番の変化は第一子(♀)が生まれたことですね。最近は歯が生え始め、容赦なく噛まれては私が悲鳴をあげる日々。でも可愛いので◎です。
仕事は4~6月でありがたいことに育休を取らせてもらってました。育休中は社会と断絶されたからか、すんごく不安な日々。。。いい機会なので、育児の合間に魚やら英語やらを勉強し直してた記憶があります。現職はメーカーの研究開発員ですが、復帰前の研究業務から復帰後はthe開発の業務とステージが変わり、忙しくも楽しい毎日を送っております。
で、アピストは？
個人的な熱量は昨年から変化なく、ただし輸入頻度はロシア/ウクライナ戦やら円安やらの関係で昨年よりはだいぶ落ちた印象です。個人的にはもっと来てほしかったのに、特に下期は不完全燃焼感があります。
来年もこんな状況が続くのか不安ではありますが、今いるアピストを愛でろ、と南米から言われている気もするので、こういう状況もポジティブに捉えたいと思います。
ここら辺で、2022年に来た印象的なアピストを振り返り。と言っても私が好きなコロンビア方面のみですが！
■1月
まず2022年の一発目はコクーン便。この会から上物個体の抽選が始まりましたね。
まずこの便で印象的だったのは、sp. D18。ダメ元で応募した抽選が当たり、アクアセノーテさんから招きました。
アラクリナ系最高峰の派手さ、と言われていますが、その二つ名に恥じないアピストです。
それともう一種、sp. ルーテンバンド。ヴァウペス系の希少種ですが、この種が奇跡的にAn aquariumさんで入手できました。
雌雄仲が悪く、繁殖に手こずったアピストです。
その他、sp. D11, D24, D25, D47とDナンバーズが何種か来ていましたね。
コクーン便以外ではセノーテさんからsp. シュワルツケールを招いた記憶があります。
と、アクアライフ2月号の水換え特集でピックアップしていただきました。
■2月
2月は忘れもしない、通称マナカシアス。
開店前日の大雪で、白銀の上野毛を歩いたいい思い出。印象的なのはそこではなく、個体レベルの高さ。魚自体はsp. D24系統なのですが、総じて頬赤の量が規格外。値段も38,000円/prと規格外(笑)
■3月
この月は毎週のようにどこかの店舗が動いていました。
まずはAGGさんのホイグネイ/アラウカ。あまり見ない真っ青なホイグネイです。
続いてコクーン便。私は招いていないですが、印象的だったのはsp. D14のワイルドが来たのと、sp. D52。D52は希少種って言うのもありますが、まじでビビったのはお金持ちの皆様のガチ購入。D52は確か70,000-78,000円/prだったので、私の周りだけで50万円近くが動いていました。。。恐ろしい。
そしてヴィエジタの神AGさんとダークサイドよりお越しの言わずと知れたアピストの大御所、梨乃のパパさんが遊びに来てくれました。
その日のメイントピックはAGさんの産卵掌(©キンメの毎日)とパパさんTwitterのセンシティブ解除(supported by アピストの夢さん)でした(笑)
そしてヴィエジタの神が来れば、何かが起こります。
AGさんの上京を狙ったかの如く、ペスカさんにヴィエジタが多数入荷。。。これもビビった。
ヴィエジタtypeⅠのリオユカオ上流/下流とヴィエジタtypeⅡのリオムコ上流/下流です。
リオムコはマナカシアスで力尽きていましたので、私はユカオを招きました。
と、娘が生まれた濃い〜3月です。
■4月
特になし！
■5月
個人的に2022年一番のビッグ入荷、まさかまさかのペスカさんベネズエラ便です。となれば、ラインナップはもちろんホイグネイ！！！
待ちに待ったベネズエラホイグネイなので、もちろん前日は眠れませんでした。笑(育休中で体内時計が狂っていたのもあります)
当日ペスカさんは10時開店ですが私は7時についてしまい、そこからパパさんにいじられることになります。
肝心の魚はというと、ホイグネイ/リオアマクロ、ホイグネイ/リオウパタ、リオカウラ、グッタータと主人公クラスのオンパレード。同時入荷のグアビアーレも素晴らしく、寝てないのも相まって金銭感覚が狂いました。
そしてこちらも印象的だった、アクアFさんのグッタータ。トップクラスの個体群。
そして未だに悔しいこの謎の魚。立ち上げることができずに落としてしまいましたが、グッタータに混じっていたcf. マクマステリィ。これがモリチャルラルゴ近辺にいたのなら相当面白かったのですが、行く末を見ることは叶わず。
と、5月はベネズエララッシュでした。個人的にはこの月が2022年のピークです(笑)
■6~8月
コロンビアオフシーズン。特になし！
cf. ヘルケリー/ラーゴカリマグアがTomCサイトでsp. ハマホング(©パパさん)として掲載されました。
■9月
ペスカさんに来たコロンビア便。sp. D50に近縁であろうリオトゥニアです。
ギガスサイズがうようよ泳ぐ水槽は圧巻でした。
この種を見直すきっかけになったいいアピストです。
■10月
例年だったらコロンビア便が入ってきてもいい頃でしたが、今年は不発。。。
唯一、セノーテさんに産地不明のヴィエジタが入ってました。
ビチャダ方面？なのかプエルトガイタン産やユカオとは違う感じのヴィエジタ。
マナウス方面ではアクアFさんのビタエニアータ/テフェでかなり盛り上がっていましたね。
■11月
アクアFさんにペルー便でsp. ラディスラオが入ってました。ペルーは管轄外なのでスルーの予定でしたが、頬赤強個体ばかり&コロンビア不発というのもあり、招いてしまいました。。。
そしてペスカさんのコロンビア便。
cf. マクマステリィ/アルトメタを軽い気持ちで導入しましたが、これがまた素晴らしい魚でした。。。
油断したアクアFさんのコロンビア便。cf. ホイグネイ/リオアラウカです。
ド派手！これまたいいホイグネイです。今年Fに入ったアラウカマックに一匹ホイグネイがいたのですが、それと同じ系統と思います。現在ブリード中です。
あとはAn aquariumさんのマクマステリィ”スーパーレッド”。
改良品種の中でもチェコ便はハイクオリティなことが多く、特に今回はいい個体がいたので導入しました。
最後にセノーテさんのワイルドラム。
ふり返ったら結構来ていた11月。
■12月
アクアFさんにビタエニアータ/ジャヌアリなど、ブラジルのアピストが来てましたね。が、コロンビアはなし。
年末は久しぶりにプレゼント企画をやらせてもらいました。
皆様沢山のご応募、ありがとうございました！
という感じの一年でした〜
去年を踏まえると、来年の1-3月がかなり怖いですが、果たしてコロンビアに動きはあるのか。。。
来てほしい気持ち半分、もう来ないでって気持ち半分で楽しみにしたいと思います。
年末は自宅で特番を見ながら、未だにクリアしていないポケモンを進めつつ、ブライン湧かしと水換えを頑張ります。
それでは皆様、お体にお気をつけて、良いお年を！
Takaのアピスト日記 